SDPフォーム
新たな領域を切り拓く高耐久性埋設型枠 ( NETIS登録番号:TH-120024-A )
新たな領域を創造する高耐久性埋設型枠/SDPフォーム
SDPフォームは従来の短繊維の代わりにステンレス鉄筋を補強材として薄肉軽量化を図った高耐久性埋設型枠です。鉄筋コンクリート構造としての設計が可能で、新設構造物の施工から補修・補強工事まで幅広い工事において、省人化や省力化ならびに急速施工を実現します。
SDPフォームの特徴
▼SUS鉄筋D4(左図)とストック状況(右図)
- D4鉄筋の仕様により厚さ20mm程度まで薄肉軽量化できハンドリングが良い。
- 鉄筋を補強材としているため、パネル間の構造的な連結が可能。
- SUS鉄筋を利用した内部支保工により後打ちコンクリートとの完全な一体化が可能。
SDPフォームによる施工イメージ
▼壁高欄の急速施工への適用
- 外部足場が不要のため、安全性の向上、工期短縮を実現。
- 高耐久性埋設型枠の使用により耐久性と美観が向上。
▼橋梁下部工の耐震補強への適用
- 断面の増し厚の増加を抑制できるため、基礎への負担増を抑制できる。
また、寡占橋脚においては、河跡阻害率の増加を抑制できる。 - 狭隘な場所での施工や、重機の使用が困難な現場にも適用できる。
SDPフォームの開発
載荷試験(厚さ50mmの小型パネルの曲げ試験)
SDPフォームの開発
D4鉄筋の仕様による薄肉軽量化の実現(厚さ20mmの小型パネルの曲げ試験)
▼試験体の形状寸法(左図)と試験の実施状況(右図)
▼試験結果(左図)と曲げひび割れの分散状況(右図)
たわみ量と曲げ応力の関係
曲げひび割れの分散状況