ステンレス鉄筋
ステンレス鉄筋について
ステンレス鉄筋は極めて優れた耐食性能を有しており、欧米諸国では海洋・海岸構造物や寒冷地帯の道路橋など、厳しい腐食性環境下におかれる鉄筋コンクリート構造物に広く適用されています。我が国においても、2008年3月にステンレス鉄筋が JIS G 5322『鉄筋コンクリート用ステンレス異形棒鋼』としてJIS規格化され、さらに 公益社団法人 土木学会より『ステンレス鉄筋を用いるコンクリート構造物の設計施工指針(案)』が刊行されました。
ステンレス鉄筋は、構造物の耐久性を飛躍的に飛躍的に向上させることにより、メンテナンスフリー化とライサイクルコストの縮減を可能とする地球に優しい建設材料です。
▼JIS規格 ▼土木学会設計施工指針(案)

▼沖縄県小宇利大橋(橋梁上部工の地覆部分にステンレス鉄筋を使用)

ステンレス鉄筋の鋼種および材質
ステンレス鋼はクロムを10.5%以上含有した合金鋼で、クロム酸化物による不動態被膜を鋼材表面に形成することで高い耐食性を発揮します。ステンレス鉄筋は下記の3鋼種について、鉄筋系がD4からD51まで製品化されています。また、強度区分は295A、295B、345、390の4種類で、設計での取り扱いは通常鉄筋と同じです。なお、ステンレス鉄筋は低磁性体であることも大きな特徴となっています。▼ステンレス鉄筋の鋼種および材質

ステンレス鉄筋の鋼種および材質
ステンレス鉄筋は土木学会設計施工指針(案)において、腐食発生限界塩化物イオン濃度とひび割れ幅の限界値が設けられています。ステンレス鉄器員の鋼種によって異なりますが、極めて高い耐食性を有することを利点として、厳しい腐食性環境下での高耐久構造物を構築を可能とします。▼ステンレス鉄筋の鋼種および材質

